関連病院

一般社団法人朝倉医師会 朝倉医師会病院

 朝倉医師会病院は平成20年3月20日に「甘木朝倉医師会病院」と「甘木朝倉医師会立朝倉病院」が合併し開院しました。HCU6床、緩和ケア病棟20床並びに地域包括ケア病棟40床を含む300床を有するDPCを導入した開放型急性期病院です。

 放射線部では、64列MDCT 1台,1.5TMRI 1台,血管造影装置(IVR-CT/Angioシステム)1台,透視装置3台,一般撮影装置3台を保有し,スタッフは技師11名、看護師2名、事務2名です。

 放射線科の常勤医は私1人で、久留米大の放射線科の先生が非常勤医として応援に来られています(月・火・木曜の半日 土曜日隔週)。診療内容はCT・MRIの読影業務がメインです。

蒲地 紀之
蒲地 紀之(かもち のりゆき)
  • 朝倉医師会病院 放射線科
  • 佐賀医科大学 1995年卒
  • 腹部画像診断 泌尿・生殖器領域

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国立病院機構 嬉野医療センター

 当院は、佐賀県南西部の嬉野市にあり、診療科22科、病床数399床、佐賀県内では佐賀大学、県立病院に次いで、3番目の規模の病院となっています。歴史は古く、昭和12年に創設された嬉野海軍病院に端を発しており、平成12年に国立武雄病院と併合、平成16年に独立行政法人化、現在に至ります。病院の特徴としては、地域がん治療連携拠点病院の指定を受けており、文字どおり、佐賀県南部/西部および長崎県の一部のがん診療の拠点となっています。

 2019年6月に新幹線「嬉野温泉」駅前に病院が移転しました。新病院では佐賀県南西部地区では初となる緩和ケア病棟が開設されました。口腔外科も新設され、最近重要視されつつある、がん診療における口腔ケアの充実もはかられました。また、放射線治療装置更新の際には、治療休止期間が生じないように、新たなリニアック棟が増築されるスペースが確保されるなど、未来にむけての布石も打たれています。

 放射線科は、医師5人、技師16人ですが、医師4人は長崎大学から派遣されており、放射線診断とIVRを担当しています。私は唯一の佐賀大学からの派遣であり、放射線治療を担当しています。分野は異なりますが、とても親しみやすい先生達であり、楽しく仕事をさせていただいています。

 放射線治療は、がん治療に欠かすことができない柱の一つであり、今後、ますます需要が高まることが予想されます。佐賀県の南西の砦として、緩和治療から高精度治療まで、大学や県立病院とともに、地域のがん治療の質の向上に少しでも貢献できればと考えています。

平川 浩一
平川 浩一(ひらかわ こういち)
  • 国立病院機構 嬉野医療センター 放射線科
  • 佐賀医科大学 1998年卒
  • 放射線治療

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国立病院機構 大牟田病院

 当院は呼吸器内科と神経内科に特化したベッド数400床の病院です。スタッフは専門医ばかりです。その要求されるレベルも高く、日々、高い向上心を持ちながら診療しています。

 放射線科は私1人と診療放射線技師5名です。診療内容はCT・MRI・RIの読影業務がメインであり、臨床の先生方のニーズにあわせた最適の画像検査・画像診断がなされるように努力しています。

 毎週月曜日夕方より、呼吸器内科・外科との合同カンファレンスに参加し、問題症例や術前症例の検討、および術後症例を病理所見とあわせて再検討しています。神経内科に関しても、3ヶ月に1度くらいの頻度で九大から神経病理の先生を招いてCPCが催されています。学会・研究会活動も積極的に活動しています。一緒に働きたい人募集中です。

熊副 洋幸
熊副 洋幸(くまぞえ ひろゆき)
  • 国立病院機構 大牟田病院 放射線科医長
  • 佐賀医科大学 1997年卒
  • 画像診断一般、特に胸部画像診断
宮本 晃多(みやもと こうた)
  • 国立病院機構 大牟田病院 放射線科
  • 佐賀大学 2014年卒
  • 画像診断一般

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佐賀県済生会唐津病院

 済生会唐津病院は、昭和9年に開設され、現在では保健・医療・福祉の総合的な済生会唐津医療福祉センターの中で、医療部門を担っています。

 放射線科は放射線科医師2名、放射線技師8名(内2名は女性技師)、看護師3名、メディカルクラーク受付事務1名の計14名です。検査機器の種類として、320列CT、1.5T-MRI、DSA、心カテ、透視台、一般撮影、乳房撮影、骨密度検査を整備しています。

 外来患者さんのCT・MRI検査報告は、主治医の説明前に画像診断医がコメントするのを基本にしていますので(少々待ち時間がありますが)、専門家の意見を踏まえた主治医による検査結果説明をその日の内に聞けるシステムになっています。血管造影部門では通常の検査以外に、肝臓腫瘤や血管狭窄、化学療法などの治療も多く手がけています。診断・治療に関しては、佐賀大学医学部放射線科とも連携して診療にあたっています。また、予防医学部門(健診・人間ドック)の読影も担当医と画像診断医がダブルチェックを行っています。

深堀 哲弘
深堀 哲弘(ふかほり てつひろ)
  • 済生会唐津病院 放射線科部長
  • 佐賀医科大学 1989年卒
  • 画像診断一般
平田 智佳子(ひらた ちかこ)
  • 済生会唐津病院 放射線科 非常勤医
  • 長崎大学 2008年卒
  • 画像診断一般
高柳 幸穂(たかやなぎ さちほ)
  • 白石共立病院 放射線科
  • 佐賀大学 2019年卒
  • 未定(レジデント)

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佐賀県医療センタ一好生館

 『好生館』の由来は、中国の「書経」の一節『好生の徳は民心に洽(あまね)し(人の生命を大切にする徳を万人にゆきわたらせる)』によっていて、1858年(安政5年)佐賀藩主鍋島直正公より、『好生館』の名を拝命しました。

 それ以来、好生館は今日に至るまで150年余の歴史と伝統がある、日本でも数少ない病院の一つで、ご承知の通り、現在佐賀県下では医療機能、病床数などにおいて佐賀大学医学部附属病院と並ぶ大規模な病院の一つです。

 次にその好生館での放射線科医の業務に関して述べますが、2016年4月現在、九大グループ(相部先生、渡辺先生、西原先生、森田先生)と佐大グループ(私、大平先生)の混合チームで楽しく業務を行っています。透視やRIは相部先生、治療は渡辺先生、それ以外のCT/MRIの読影や血管造影等は残りのメンバーで行っています。CT/MRIの検査数は一日平均100件程(年間24000件程)で年々増加傾向にあり、近年では毎年約1000件ずつ増えてきています。週三日午後に血管造影検査の枠がありますが、緊急血管造影検査にも即対応しています。また西原先生を中心に大動脈ステントグラフト内挿術や末梢EVTも行っており、昨年度のIVR総数は240件程でした。各種カンファレンス(呼吸器、心臓血管外科、外科、肝胆膵、泌尿器科、乳腺、外傷)への参加や、月一回入江教授をお呼びして、難しい症例等を相談するカンファレンスも行い、診断の質や精度の向上にも努めています。それに加え、昨年度からは週3回放射線科内で朝カンファレンスを行い、教育的症例や興味ある症例、診断に苦慮した症例等の検討会も学生、研修医も交えて行っています。また昨年度は精力的に研究会・学会での発表も行いました。以上が主な業務内容ですが、それ以外では病院当直や救急日直も時々しています。

 最後に、比較的少ない人数でこれだけの仕事を行っているので正直毎日忙しいです。ですが、反面ほぼすべての症例に目が行き届き、大学に勝るとも劣らない、いろんな症例を勉強することができます。初期臨床研修にも対応していますので、沢山放射線科の勉強をしてみたい人は、この伝統のある好生館で是非一緒に仕事をしましょう!

近藤 哲矢 からの 安座間 真也
安座間 真也(あざま しんや)
  • 佐賀県医療センター好生館 放射線科
  • 佐賀医科大学 1998年卒
  • IVR,上腹部・血管画像診断
長岡 繁(ながおか しげる)
  • 佐賀県医療センター好生館 放射線科
  • 九州大学 2021年卒
  • 未定(レジデント)

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佐賀中部病院

 佐賀中部病院はベッド数160床の佐賀市東南部の地域中核病院です。放射線科医は1名で、業務内容はCT、MRIの読影、外来の単純写真の読影で、その他検診のマンモグラフィや胃透視の読影などを一部担当しています。件数はそれほど多くありませんが、iPadを利用して時間外の緊急読影も行っています。また、地域の病院、クリニックからのCTやMRI検査の依頼も受けています。画像診断を通して、院内の診療、また佐賀市の地域医療に貢献できればと考えております。

北野 庸
北野 庸(きたの いさお)
  • 佐賀中部病院 放射線科
  • 福岡大学 2006年卒
  • 画像診断一般

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サガハイマット(九州国際重粒子線がん治療センター)

 九州国際重粒子線がん治療センター(愛称:サガハイマット SAGA HIMAT:Saga Heavy Ion Medical Accelerator in Tosu)は公益財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団(設立者:佐賀県、佐賀県医師会)により運営され、2013年5月に開設致しました。国内で4か所目の重粒子線治療施設になります。2013年8月より前立腺癌から治療を開始し、同年11月より先進医療として治療を行っています。その後、骨軟部腫瘍、耳鼻科領域と治療適応を拡大し、2014年3月より呼吸同期が必要な肺癌、肝臓癌、膵臓癌などへも治療適応を拡大しました。なお、2016年4月より重粒子線治療は「骨軟部腫瘍」の一部が保険適応となっています。(陽子線は「小児腫瘍」で保険適応になっています)

 2016年3月末に名誉教授で前センター長の工藤祥先生が退職された後は、常勤医師5名(佐賀大学が戸山の1名、九州大学3名、久留米大学1名)になりましたが、塩山善之現センター長を筆頭に「心と体にやさしいがん治療をめざします」の理念のもと、出身医局の垣根を越えて協力して診療を行っています。また、保険適応の拡大やそのためエビデンスの構築も併せて重要な課題になってきています。

 「産・学・官」の各方面から支えられながら、治療患者数は想定を上回る状況であり総治療患者数も既に1000人を超えることになりました。佐賀大学においては、放射線科はもとより臓器別の検討班会議やキャンサーボードなどでも多大なご協力を頂いており、これからもそのような連携を更に深めていけるようにします。地域に根差した治療施設を目指していきますので、今後ともご支援の程よろしくお願い致します。

戸山 真吾
戸山 真吾(とやま しんご)
  • サガハイマット 放射線科
  • 佐賀大学 2004年卒
  • 放射線治療, 重粒子線治療

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特定医療法人静便堂 白石共立病院

 佐賀南部医療圏にありベッド数150と小規模ではありますが、放射線科医2名体制と恵まれています。当院ではほぼすべての検査にレポート作成を行っており、午前中はかなり忙しいですが、午後からは比較的時間に余裕があります。IVRは数が少ないものの、当科受け持ちで入院も診ています。他科との関係は良好なのでやる気のある人は放射線科以外の業務(手術場で挿管や心カテ助手、その他)を研修するのも可能です。

 CT・MRI読影ばかりで疲れきっている人、ストレスで滅入っている人、歓迎します。夜お酒飲みたい人、特に歓迎いたします!

放射線科部長 松本幸一
米倉 卓尚(よねくら たかひさ)
  • 白石共立病院 放射線科
  • 佐賀大学 2015年卒
  • 画像診断一般

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医療法人社団高邦会 高木病院

 医療法人社団高邦会高木病院は、福岡県南部地域および佐賀県南部地域の中核医療機関として、地域医療を担っています。病床数506床、一日の外来患者数1,000名で、それを医師数90名を含む総勢1,157名の職員が支えています。

 放射線科ではCT3台、MRI2台、RI、PET-CT、リニアック等の放射線機器を導入しており、非常勤医として佐賀大学医局から診断医,久留米大学放射線科から治療医,の応援を受け、3名の常勤専門医で診療にあたっています。

富永 由紀子
富永 由紀子(とみなが ゆきこ)
  • 高邦会高木病院 放射線科部長
  • 佐賀医科大学 1992年卒
  • 画像診断一般
野尻 淳一(のじり じゅんいち)
  • 高邦会高木病院 放射線科
  • 佐賀医科大学 1995年卒
  • IVR,腹部・血管画像診断
大塚 貴輝(おおつか たかてる)
  • 高邦会高木病院 放射線科
  • 佐賀医科大学 1996年卒
  • 核医学
福井 修一(ふくい しゅういち)
  • 高邦会高木病院 放射線科
  • 佐賀大学 2013年卒
  • 画像診断一般

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医療法人聖峰会 田主丸中央病院

 田主丸中央病院は久留米市の東に位置し(2005年に旧浮羽郡から離れ、隣接する久留米市と合併)、自然に恵まれた環境の中にあります(水や野菜、果物、空気がおいしいです)。病床数は343床あり、(一般病棟:177床、療養病棟:73床、精神病床:93床)で、医師は常勤医が21人、非常勤医が64人います。

 放射線科の常勤医は、副会長(鬼塚英雄先生)と私の2人で、週3回(火・木・土曜)は九大の放射線科の先生が非常勤医として応援に来られています。

 業務はCT・MRI・RI・単純X線写真・検診の胃透視などの読影を主にしています。ダブルチェック体制があるため、独りよがりの読影にならず、まだまだ勉強になることもあります。

 近隣の病院からの画像検査の依頼もあり、近隣の先生たちにお役に立てるようがんばっています。また、院内では、他科の医師達を対象にした画像カンファランスを開催したり、放射線部内での勉強会(放射線技師さん達がメイン)を行ったりしています。

野見山 圭太
野見山 圭太(のみやま けいた)
  • 田主丸中央病院 放射線科
  • 佐賀医科大学 2000年卒
  • 画像診断一般

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社会医療法人 祐愛会織田病院

 佐賀県南部に位置する鹿島市にあり、地域の中核的病院で病床数111床のDPC対象病院です.

 診療科目は内科・外科・消化器内科・循環器科・脳神経外科・形成外科・耳鼻咽喉科・皮膚科・放射線科・麻酔科・リハビリテーション科を標榜しており,常勤医師21名,非常勤医師20名,看護部137名を配置しています.

 放射線科は放射線診断を行い,放射線診断専門医常勤1名,非常勤2名の体制です.64列MDCT,1.5TMRI,血管造影装置,消化管診断装置,超音波装置,一般撮影装置を保有し,診療放射線技師6名,看護師1名にて検査しています.地域の医療機関からの画像依頼にも応じており平成23年度の施設共同利用は1000件となりました.

中島 順子
中島 順子(なかしま じゅんこ)
  • 祐愛会織田病院 放射線科部長
  • 佐賀医科大学 1990年卒
  • 画像診断一般

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