入局・見学希望者へ

学生・研修医の皆さんへ

佐賀大学放射線科へようこそ。

皆さんは放射線科についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。放射線科医という職業は内科や外科と違って、一般の方には認知度の低い職業です。また、医学部に入学して授業を受けたとしても、実際にどんな仕事をしているのかが分かりにくいという声も聞かれます。

細分化し、質の高い医療が望まれる現代においては、各分野の専門医の協議にもとづき適切な診断・治療方針が決定されることが必要となっています。放射線科医は画像診断医と放射線腫瘍医に分けられ、診断の大きな要素を占める画像診断、低侵襲な悪性腫瘍治療としての放射線治療を、それぞれ専門家として担っていると言えます。

画像診断医の仕事はCT・MRI検査の読影業務が中心です。画像の撮影は技師さんによって行われますが、適切なプロトコールで撮影されていないと、せっかく検査をしても欲しい情報が得られず、正しい診断や除外すべき疾患の鑑別が出来なくなってしまいます。診療科医師からの検査依頼文をもとに検査の組み立て・指示を行い、撮影された画像を読影、画像診断報告書を作成、というのが一連の流れです。胸部レントゲンのようなスクリーニング的要素の強い単純写真の読影も、病院全体の医療安全にかかわる重要な任務です。このほか、他科の術前・術後カンファレンスに出向き、治療方針の決定に関わったり、今後の診断へのフィードバックを受け取ったりすることもしています。また、血管造影及びIVR(画像介入下治療)を専門にするスタッフも診断医に含まれます。 放射線腫瘍医は、診察や画像等の検査により、全身状態や病変の進展範囲等の把握をした上で、治療計画を行います。具体的には治療範囲や線量分布(放射線の当たり方)、治療スケジュールなどを決定します。治療範囲等はCT画像をもとに三次元的に決めていきますが、MRI・PETなどの画像も参考にします。通常の外部照射には5~7週間かかりますが、その間の診察や経過観察も行います。小線源治療においては、患者に小手術的介入も行います。放射線腫瘍医は、自分の得意分野が持てる専門性が高い領域であることと、臓器にとらわれず全身や患者さん自体をみることの、一見矛盾する2点を満たせる仕事ができます。他診療科医からも専門家として尊重されますし、(血をみることなく)がんが治って患者さんに感謝されることはとても嬉しいことです。

実際の放射線科医の一日はこんな感じ

学生の皆さんへ

医学科6年生の選択実習では、エコーや消化管造影などの実技実習を含む診断学を中心としたコース、放射線治療を実践的に学ぶコースを用意しています。画像診断の重要性が増している中、国家試験での画像問題も増加傾向にあります。画像に親しむことで苦手意識も減ると思われますので、選択実習以外でも気軽に読影室へ足を運んでください。佐賀大学以外の大学出身の皆さんの見学も随時受け付けています。

初期研修

佐賀大学放射線科では初期研修医も積極的に受け入れています。佐賀大学の研修システムでは、放射線科へは研修2年目で希望により2~7ヶ月程度配属される事になります。
当科には大きく3つのグループがあります(診断学(IVRを含む)・核医学・治療)。初期研修の皆様には、基本的に診断学を学んでいただきますが、ご希望に添って各グループをローテートしていただくことも可能です。そこで行われる画像診断・検査手技・治療計画などを実際に経験して、基礎的なレベルの放射線科診療を身につけてもらいます。

後期研修

後期研修は私たちの一員となって,放射線科専門医(診断専門医,治療専門医)を目指すことになります。

≫ 2018年度SAGA放射線科専門研修プログラム

見学、採用決定の流れ

見学希望の方は、お電話もしくは下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。半日~数日の見学が可能です。その際、希望の日時、また見学したい内容があればお知らせ下さい。待遇、研修内容などについてのお問い合わせも下記からお願いします。

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